訳あって、愛機のWindowsマシンに、Debianもインストールしてみることになりました。
Linuxは数年前にUbuntuを触ってたくらいで初心者もいいところですが、最近何かと縁がありまして、インストールとあいなった次第です。現在の多数派はLinux Mintも含めたUbubtu系のようで、あらかじめVirtualBoxやLive CDなんかで10以上のディストリビューションを試してたら、やっぱりそれ系が多くて、いつの間にやらapt-getに馴染んでしまったので、その大元締めであるDebianをチョイスしました。やっぱり話に聞くとおり、総じてWindowsより全然軽いので、普段使いには丁度いいんじゃないかと。さらには、そのうち遊びでマイサーバー作るつもりなんで、その勉強も兼ねて、と思ってます。

とはいえ、やっぱ面倒くさいんですよ、Linuxは。こっちのディストロじゃ良くてもあっちじゃダメみたいなのとか、ライブラリのバージョンがひとつ違うともう全然違ういじり方だったりとか。しかも、基本CUIなので、ちょっと詰めようと思ったらある程度コマンド覚えてなくちゃならない。環境をひと通り整えるプロセスを再現するとなると、これを記憶だけに頼るのはちょっと無理でしょう。特に私のようなLinux初心者の場合は。なので、以下備忘録です。同じような立場の方のお役に立つことがあれば嬉しいです。
じつは、先行して一度練習、というか、ドロッドロの試行錯誤をして、何とか目的の環境を組み上げることが出来ました。今、そのパーティションを消して、再度セットアップしつつ書いてます。さてどうなることやら。

  1. 私の場合、500GBのC:ドライブにどかっとWindowsが鎮座してますので、あらかじめちょっとだけDebianのスペースを空けてもらいます。ほんの20GBほど。Partition Wizardつかいました。
  2. Debian JP Projectのこちらのページから「インストールCD (470MB)」をダウンロードしてCDに焼いておく。6.0.4のsqueezeとかいうバージョンらしいです。で、これをブートして、「Graphical Install」。あとはウィザードの通り進めます。rootのパスワードは、しっかり設定しておきます。
  3. インストールが終わって、CD取り出して再ブート。私の環境では、ここまで20分ぐらいでしょうか。ひとまずお疲れ様でした。
  4. GRUB(ブートローダ)画面が出て、放おっておくと、ログイン画面。ログインすると、めでたくデスクトップ。しかし何ですか、この子供の落書きみたいな壁紙は。あとで絶対変えてやる。
  5. 何はともあれ、ファイルマネージャの環境から整えるのが効率的でしょう。DebianのファイルマネージャはNautilusというヤツで(なかなか良いネーミング)、Ubuntuなんかにも受け継がれてますが、逆にUbuntuにはある便利機能、「管理者として開く」と「端末の中に開く」が無い。ので、ここここを参考にapt-get。
  6. インストール時にrootのパスワードを設定した場合、そのままではsudoを使えません。ので、ここを参考に使えるようにします。
  7. Google Chromeをインストール。良き相棒です。ここを参考に。
  8. Linuxの日本語入力環境、フレームワークとインプットメソッド本体がそれぞれいろいろあるらしく、トレンドはibus-mozcの組み合わせだそうです。実はいまやってて小一時間はまってました。練習インストールの際どうだったかよく思い出せなくて、こんなことしてみたりしてたんだけど、情報が古いのかdebuildのところでエラーが出て先に進めず。すげーがんばったのに。いや、前はこんなにがんばんなくてもmozc入れられてたよな。で、再度ググると、記憶にあるページが。というわけでこちらの中ほど、「・憩いの場のRepositoryを追加。」のあたりからを参考に。今度は綺麗に決まりました。あ〜、ファイルシステムを汚してしまったぁ…。

本日ここまで。