最近メーラーにThunderbirdを導入しました(バージョンは10)。今までクラウド気取ってブラウザからGmail使ってたのですが、案件ごとにエイリアス分けて管理するのが面倒だったり、あちこちのメアドを一括して管理するのに不便だったり。デスクトップアプリに出戻りを決めたわけです。
とはいえ、昔はご多分に漏れずOutlook Expressをさんざん使い回していたので、ここは心機一転、ほかのメーラーにしようと思いまして、たどりついたのがThunderbird。いやーいいわぁ、これ。やっぱmozillaすげー。かつては特にOEに不便さを感じてませんでしたが、今のように複数アカウントを同時に監視する必要がある場合、OEじゃちょっと無理だったでしょうね。まさに今の私のニーズにピッタリな感じで、思い切り使い込んでみようと思ってます。
着信を常時監視してたいので、Thunderbirdをタスクトレイ化したいと思いまして、行き当たったアドオンが、MinimizeToTray revived。ちゃんとタスクトレイ化してくれました。素晴らしい。さすがThunderbird。ポケモンみたいなロゴのキャラクターだけのことはある。
さらに欲が出て、今度は、Windowsの立ち上げと共に自動起動、いわゆるオートランに挑戦。もちろんタスクトレイ状態で起動してくれることが必須。スタートアップフォルダにThunderbirdのショートカットぶち込んで、そのショートカットファイルの「プロパティ」→「実行時の大きさ」を「最小化」にしておけばいいかと思って(ちなみにXPです)やってみましたが、自動起動はするものの、タスクトレイどころか、画面いっぱいにThunderbirdが。そんなPC起動もどうかと思いつつ、MinimizeToTray revivedのレビューを読んでみると、この方法はNGなんだとか。先代のアドオンなら出来たのに、とか何とからしいです。
ググッてみると、現在のバージョンのThunderbirdに対応していない古いアドオンを無理やり走らせる方法もあって、これでそのMinimizeToTray revivedの先代さんを走らせてみたものの、ダメでした。
最終的にたどり着いたのが、Thunderbird-Trayなるソフト(インストーラー付きをどうぞ)。ずいぶん古いソフトらしいですが、アドオンじゃなく、Thunderbirdを外から操るソフトなので、もしかしたら使えるかも、と思ったら、ビンゴでした!ウィザードをそのまま進めていくと、設定画面が出てくるので、そのうち「Tray/Menu」と「Events」の2つのタブに、以下のように手を加え、
「Save」、「Exit」とクリックして、PCを再起動。
見事、OS立ち上げ時にThunderbirdがタスクトレイに収まってました。
追記:Thunderbird-Trayのインストール・アンインストールを、ろくにWindows再起動もせず繰り返したせいか、起動時にThunderbirdがタスクトレイ化してない(デスクトップにある)、よく見るとThunderbirdが二重起動してる、といった状態に陥りました。システム構成ユーティリティ(いわゆるmsconfig)の「スタートアップ」タブでチェックしたところ、「Startup」の「TB-Tray(Thunderbird-Tray)」、「Common Startup」の「TB-Tray」、「SOFTEAREMicrosoft~」にある「thunderbird” -turbo」の三つがセットされてました。立ち上げるべきは最初の「Startup」の「TB-Tray」だけなので、後ろの二つは、チェック外して再起動するなり、All User用のスタートアップフォルダやレジストリから削除するなりします。とりあえず現在はこれでOKとなってます。
Pingback: Debianのセットアップ5 〜 デスクトップアイコン、LibreOffice、HDD回転抑制、自動ログイン、ThunderBird、X Tile