『かぐや』と聞くと、皆さんが思い浮かぶのは『竹取物語』のかぐや姫ではないでしょうか。  今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一すぢありける。あやしがりて、寄りて見るに、つつの中光たり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。(「竹取物語」より/作者不明) 中学校の時に強制的に暗記させられたと記憶していますが、とても素敵な文章で日本語の美しさと共にかぐや姫の光り輝く登場シ […]